
FAQ
よくあるご質問
全顎補綴(フルマウス治療)について患者様から寄せられるご質問を、5つのカテゴリ・30問にまとめました。
Category A
治療について(期間・痛み・流れ・仮歯など)
虫歯や歯周病、歯の欠損、噛み合わせのズレなど、お口全体に複数の問題がある場合に行う総合的な治療です。1本ずつの部分的な治療ではなく、インプラントやセラミック、矯正などを組み合わせて、お口全体の機能(噛む・話す)と審美性(見た目)を根本から再構築します。
お口の状態や治療内容によって大きく異なりますが、一般的には半年から1年程度かかることが多いです。歯列矯正や骨の造成などを併用する場合は、2年半以上かかるケースもあります。初診時の精密検査をもとに、無理のない治療計画をご提案いたします。
治療中は局所麻酔を使用するため、基本的に痛みを感じることはほとんどありません。インプラントなどの外科処置後は数日程度の腫れや痛みが出ることがありますが、痛み止めを処方いたします。痛みに強い不安がある方には、静脈内鎮静法などのリラックスできる麻酔方法もご相談可能です。
いいえ、治療期間中も日常生活に支障が出ないよう、仮歯(プロビジョナル)を装着します。仮歯を使って食事や会話をしていただきながら、最終的な歯の形や噛み合わせの微調整を行っていくため、見た目や機能面でご不便をおかけすることは最小限に抑えられます。
まずは精密検査(CT、レントゲン、口腔内スキャン、噛み合わせ検査など)を行い、綿密な治療計画を立てます。その後、虫歯や歯周病の基礎治療を行い、必要に応じてインプラントや矯正治療を実施します。仮歯での調整期間を経て、最終的なセラミックなどの被せ物を装着し、メンテナンスへと移行します。詳しくは治療の流れ・期間をご覧ください。
はい、可能です。遠方からお越しの方には、1回の治療時間を長めに確保し、通院回数を減らす「集中治療」のご相談も承っております。ただし、治療内容によっては定期的な経過観察が必要な場合もありますので、まずはカウンセリングにてご希望の通院ペースをお聞かせください。
Category B
費用・支払い(相場・ローン・医療費控除・保険適用)
フルマウス治療では、インプラントやセラミックなど、審美性や耐久性に優れた材料を使用することが多いため、基本的には自費診療(保険適用外)となります。ただし、虫歯や歯周病の初期治療など、一部の処置については保険が適用できる場合もあります。
治療範囲や選択する治療法(インプラントの本数や被せ物の種類など)によって大きく異なりますが、全顎的な治療の場合、総額で300万円〜1,000万円程度が目安となります。当院では治療開始前に詳細なお見積もりを提示し、ご納得いただいてから治療を進めます。詳しくは費用・お支払いをご覧ください。
診査・診断後に、治療内容と費用のお見積りを事前に書面でご案内します。
はい、インプラントやセラミック治療など、機能回復を目的とした歯科治療費は医療費控除の対象となります。1年間に支払った医療費が一定額(通常10万円)を超えた場合、確定申告を行うことで所得税の一部が還付されます。領収書は大切に保管してください。
基本的には、治療計画立案時に提示したお見積もりから追加費用が発生することはありません。ただし、治療を進める中で予期せぬ状態の変化(隠れていた虫歯の発見など)があり、治療計画の変更が必要になった場合は、必ず事前にご説明し、同意を得た上で進めます。
お支払い方法の詳細は、診査・診断時にご案内します。
Category C
適応・リスク(年齢・持病・骨量・喫煙・歯周病)
フルマウス治療に上限の年齢制限はありません。顎の骨の成長が完了している成人であれば、ご高齢の方でも治療可能です。ただし、全身の健康状態や服薬状況によっては、外科処置(インプラントなど)が制限される場合がありますので、事前の問診で詳しく確認いたします。
持病がある方でも、内科医の管理下で症状が安定していれば治療可能なケースが多くあります。ただし、重度の糖尿病や心疾患、骨粗鬆症のお薬を服用されている場合などは、インプラント手術のリスクが高まることがあります。必ず事前にかかりつけ医と連携して判断いたします。
骨の量が不足している場合でも、「骨造成(GBR)」や「サイナスリフト」といった骨を増やす処置を併用することで、インプラント治療が可能になるケースが多くあります。CT検査で骨の3次元的な状態を正確に診断し、最適な治療法をご提案します。
喫煙は、歯周病の悪化やインプラントと骨の結合を阻害する大きなリスク要因となります。治療の成功率を下げるため、当院ではインプラント治療をご希望の方には、治療期間中および治療後の禁煙を強く推奨しております。
はい、可能です。ただし、まずは歯周病の治療を徹底的に行い、お口の中の炎症をコントロールすることが最優先となります。歯周病が進行して残せない歯がある場合は、抜歯とインプラントを組み合わせた治療計画を立て、健康な口腔環境を再構築します。
はい、治療可能です。フルマウス治療では、金属を一切使用しない「オールセラミック」や「ジルコニア」、チタン製のインプラント(チタンはアレルギーを起こしにくい金属です)を使用することで、金属アレルギーのリスクを回避した治療(メタルフリー治療)が可能です。
Category D
治療後・メンテナンス(寿命・清掃・保証・食事)
適切なメンテナンスと毎日のセルフケアを行えば、10年、20年と長期間にわたって良好な状態を維持することが可能です。ただし、天然の歯と同様に、ケアを怠るとインプラント周囲炎(歯周病のような病気)になったり、噛み合わせの変化で被せ物が破損したりするリスクがあります。
お口の状態にもよりますが、通常は3〜6ヶ月に1回程度の定期検診とクリーニングをおすすめしています。噛み合わせのチェックや、ご自身では落としきれない汚れの除去を行うことで、治療した歯を長持ちさせることができます。
インプラントやブリッジの周辺は汚れが溜まりやすいため、通常の歯ブラシに加えて、歯間ブラシやデンタルフロス、タフトブラシなどの補助清掃用具を使用することが重要です。当院の歯科衛生士が、患者様のお口に合った正しいブラッシング方法を丁寧に指導いたします。
最終的な被せ物が入り、噛み合わせが安定した後は、基本的になんでも美味しく召し上がっていただけます。ただし、極端に硬いもの(氷やカニの殻など)を無理に噛み砕くことは、セラミックの欠けやインプラントへの過度な負担につながるため、避けていただくことをおすすめします。
はい、当院では自費診療のインプラントや被せ物に対して保証制度を設けております(例:インプラント本体10年、上部構造5年など)。ただし、保証を適用するためには、当院が指定する定期的なメンテナンスに通っていただくことが条件となります。詳細はカウンセリング時にご説明いたします。
歯ぎしりや食いしばりは、セラミックの破損やインプラントへの過剰な負担の原因となります。そのため、治療後は就寝時に装着する専用のマウスピース(ナイトガード)を作製し、歯やインプラントを過度な力から保護する対策を行います。
Category E
医院選び・その他(セカンドオピニオン・転居・カウンセリング)
フルマウス治療は、インプラント、補綴(被せ物)、噛み合わせ、歯周病など、多岐にわたる高度な専門知識と技術が求められます。そのため、各分野の専門医が在籍しているか、CTなどの最新設備が整っているか、事前のカウンセリングや精密検査を丁寧に行っているかを確認することが重要です。詳しくは治療法の比較・医院選びをご覧ください。
はい、積極的に受け付けております。「他院で抜歯と言われたが残せないか」「提案された治療計画が自分に合っているか不安」など、お悩みの方はぜひご相談ください。当院の専門医が、客観的な立場から現在の状態と可能な治療の選択肢についてアドバイスいたします。
治療期間中に遠方へのお引っ越しが決まった場合は、可能な限りキリの良い段階まで治療を進め、その後の治療を引き継いでいただける転居先周辺の信頼できる歯科医院をご紹介するなどのサポートを行います。お早めにご相談ください。
もちろんです。フルマウス治療は大きな決断を伴うため、まずはご自身のお口の状態を知り、どのような治療の選択肢があるのかを把握することが大切です。初診カウンセリングでは、無理に治療を勧めることはありませんので、安心してお越しください。
はい、他院で入れられたインプラントのトラブル(グラグラする、腫れている、被せ物が取れたなど)にも対応しております。ただし、使用されているインプラントのメーカーによっては、専用の器具を取り寄せる必要があるため、事前にメーカー名がわかればお伝えください。
はい、非常に多くいらっしゃいます。長年噛めないストレスや見た目のコンプレックスを抱えていた方が、フルマウス治療によって「食事が美味しくなった」「人前で自信を持って笑えるようになった」と、生活の質(QOL)が大きく向上し、喜びの声を多数いただいております。

Appointment
まずは、あなたのお口の現状を
知ることから始めませんか。
治療の選択肢・費用・期間は、診査・診断後にご説明します。
ご予約方法は「ご予約について」からご確認ください。
受付時間は各診療終了時刻の30分前まで(木・日・祝休)